Tuesday 15 November 2011

チャツネの保存期間を実験してみるの巻

おいしい林檎がごろごろしている今のうちにたくさん保存食をと、またチャツネを作りました。
前回は林檎とブラックベリーのチャツネでしたが、また同じのがいいという家族の意見を取り入れつつ、私の冒険心を満たすべく上記リンクのレシピにさらにスパイスを加えてみました。
  • オールスパイス  6~7粒ほど
  • クローブ          6粒
  • 唐辛子の粉  小さじにもりっと1
  • 生姜の粉   小さじにもりっと1
  • コリアンダーシードの粉 小さじにもりっと1 

オールスパイスとクローブはもちろん粉状のものでいいのですが、うちに在庫のあるホールのものを乳棒と乳鉢(pestleとmortar)で細かくなるまでえいやえいやっと(茶助が)潰しました。
レシピではブラックベリーを加えたら12分ほど煮込んで終わりなのですが、それだと保存期間が心配なのでブラックベリーを加えてからも水分が減ってどろっとなるまで煮込んだので結局トータルで2.5時間以上はぐつぐつやっていたと思います。

さてこのチャツネのお味はというと、まずクローブがけっこうきいています。それから唐辛子のキックが後からじわっときます。チーズと合わせるだけでなくローストしたお肉に添えたりサンドイッチにハムなんかとはさんだり、それからカレーに入れてもよさそう。

5瓶できちゃったんだけど、誰かにあげないと使い切れないかも。
というのも、保存は4ヶ月までとなっているんですね、これが。
でも調べてみるとヨーロッパのチャツネは一般的に作ってからすぐよりも2,3ヶ月寝かせてからのほうが味がよくなるとされているようなのです。あるサイトでは「うちなんか1994年ものを開封したところだけど全然大丈夫よ!チャツネは年月が経つほどおいしいわ。」という声まで。
保存可能か不可能かよりも、そこまで経過するまで手付かずだなんて、いったいどんだけの量を作ったんですかアナタは、とそちらの方が気になってしまった。

どんな(欧州の)チャツネのレシピにも必ず入っているのがたっぷりのお酢と砂糖。
アップルサイダービネガー、赤ワインビネガー、モルトビネガー、バルサミコ酢など様々ではありますがとにかくお酢。それから砂糖はグラニュー糖だったり黒砂糖だったり。
どちらも長期間の保存を助ける食材。
私の作ったチャツネはお酢の量とお砂糖の量が他のレシピと比べてかなり少ないです。
だから4ヶ月までなのかな?
しかし保存する瓶は熱湯で煮沸消毒した上に200度のオーブンで滅菌をほどこしたし、煮込み時間もかなり長くしたので少なくとも半年はいけるはず。保存は念のために開封前でも冷蔵庫でするとして、1瓶だけ冷暗所で保存し、実験してみたいと思います。
まずは2ヶ月後に結果をお伝えしますね。

2 comments:

mimiromi said...

梅さん、こんばんは〜。

そうか、チャツネというのは、欧州でも食べているんですね?(常食ですか?)

私はまたてっきり、インド料理のチャツネだと、ずっと思い込んでました。

リンゴで作るチャツネって、めずらしいな、なんて思いつつ。

食べた事は無いのですが、美味しそうですね?

梅* said...

mimiromiさん、こんばんは。
ウィキペディアによると、チャツネが最初にアジア(インド)からイギリスやフランスに持ち込まれたのは17世紀らしいです。400年も前というのは意外でした。そこ200年くらいだろうと思っていたので。

チャツネはなんというか、食事用のジャムとでも申しましょうか。
食べ慣れるとなんだかヤミツキになりますよ~。